ザ ローマングラス カンパニーThe Roman Glass Company
ローマングラス
ジュエリーのパイオニア、
The Roman Glass Company
によるジュエリーコレクション
約2000年もの間、イスラエルの領土内の遺跡に埋もれていた古代ガラスを使用しています。
このガラスは長い年月、ミネラル分の高いイスラエルの地中に埋もれていた為に、化学反応を起こし、「パティナ」と呼ばれるオパールに似た虹色の輝きを生み出しました。
自然と歴史による偶然の産物である為、1点1点風合いが異なり、“自分だけのオリジナル感”の高いジュエリーです。
歴史と美への情熱を持って製造されたコレクションは現代の女性たちのために革新的かつオリジナル製の高い商品に仕上げられ、その神秘的な美しさと歴史的価値から、世界中のコレクター達に愛され続けています。
1976年よりイスラエルのキブツ・レバディムを中心に展開しています。
イスラエル政府によりローマングラスの取り扱いを承認されており、主な取引先はイスラエル美術館やイスラエル政府の硬貨・メダル会社、世界中のミュージアムショップなどが挙げられます。
MATERIAL
現在のイスラエルの周辺は吹きガラスが発明された地であり、かつて多くのガラス工房が軒を連ねたローマ帝国のガラス産業の中心地です。
ローマングラスは厳密には“紀元前1世紀から後4世紀の間にローマ帝国内で作られたガラス器”の総称ですが、一般的にはその期間に吹きガラス技法によって作られたガラスをローマングラスと呼んでいます。
現在発掘されているローマングラスのほとんどは表面が虹色に輝いています。
これは約2000年もの長い間地中に埋もれていたためにガラスが自然と化学反応を起こして銀化したもので、パティナと呼ばれています。
パティナはガラスの晒された環境と地中のミネラル含有量によってひとつひとつ輝きが異なり、これがローマングラスジュエリーのオリジナル性を高める一員でもあります。
銀化は全ての土地で起こるものではなく、気候の条件が揃う事で初めて起こります。
イスラエルやレバノンで美しく銀化したローマングラスが発掘されるのは、適度な乾燥と湿度の賜物なのです。
(エジプトでは乾燥のし過ぎと高温によりガラスがぼろぼろになり、日本では湿度が高すぎるため銀貨が起こりません。)
商品に使用されているローマングラスは人工的にパティナを接着しているデザインもあります。
そのため稀にパティナが剥がれることもございますが、ローマングラス本来の姿もまたとても美しいものです。
自然と歴史が織り成した偶然の産物であるため一点一点風合いが異なり、「自分だけのオリジナル性」を強く味わうことのできるジュエリーです。
種類 | パティナ
経年変化・風化現象の一種で、ガラスが長い間地中に埋まっている間に地中のミネラル(主に石灰石に含まれる炭酸カルシウムなど)の結晶が付着したものです。
種類 | フロスト
表面をすりガラス状につや消し加工したもので、ローマングラスがガラス器として使われていた当時の色をしています。
フロスト…霜や結晶という意味の通り、ガラスが凍ったような質感をしています。
DESIGNER
Luli Hamerszteinルリ・ハマースティン
メインデザイナー
1987年以降、ザ・ローマングラス・カンパニーで中心的なデザイナーを勤めています。
ローマングラスの最高級品である「Hamersztein's Collection(ハマーステイン・コレクション)」は、彼女によりそれぞれのローマングラスに最も相応しいデザインを施された一点物の作品です。
そのデザインは「身に着ける芸術品」と称され、宝石鑑定家およびコレクターの間では常に注目されています。
「自然は素晴らしい。自然は女らしさを表現します。女性のように自然は移り気であり、美しく、強く、柔軟で永遠なのです。」とは自然の中からデザインのインスピレーションを得ている彼女の言です。
Iris Massadイリス・マサッド
キブツ・エアルのメンバーで、ザ・ローマングラス・カンパニーで4年間デザインを手がけています。
子供時代に過ごしたベルシェバで体験した砂漠のベドウィン文化と自然の神秘をテーマとした、繊細でチャーミングなデザインが幅広い層に支持されています。
Revitalレビタル
レビタルは2004年にザ・ローマングラス・カンパニーのデザイナーとして加入しました。
彼女のデザインの最大の魅力はモダンとエスニックのコンビネーション。
自然でありのままの古代ガラスの欠片を、美しいジュエリーにまで高めることのできるデザイナーです。